空飛ぶ絨毯に秘められた歴史-4
- 数寄の絨毯

- 2024年3月15日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年3月17日
初版/Australian literary magazine、Meanjin, Vol.63, No.2, 2004
再版/USA in Southwest Revew, Vol91, No.1, 2006
研究論文から
研究論文からベン・シェリーラの年代記によれば、空飛ぶ絨毯の最も古い言及は、2つの古い書物の中にあったという。最初のものは、とあるヨセフスにより編纂された古代の対話集であり、残るひとつはバビロニアのネブカドネザル王の大臣であったシャムシャ・アドによって収集された諺の書物であった。これらの作品は今日残されてはいないが、その一助としてベン・シェリーラは、シェバの女王とソロモン王のほかには見当たらない逸話を編纂してくれている。アラビアの南端に位置するシェバの地は今日のイェメンのあたりで、何人かの地理学者によれば、エチオピア、あるいは古代のアビッシニアもその領土に含まれていたといわれる。国は美しく権勢を誇る女王によって統治されており、聖書のシェバ、エチオピアの叙事詩ケブラ・ネガストのサバあるいはマケダ、イスラームのビルキスなどの名で歴史的にも知られた女王であった。
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