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ペルシア絨毯情報

PERSIAN CARPET

数寄の絨毯33235/コレクションアイテムペルシア

ハマダーン(ハマダン)連花葉文絨毯

約193x133㎝

​¥308,000(税別)

​商品登録情報

商品名/ハマダーン(ハマダン)連花葉文絨毯

品番/数寄の絨毯33235-110

生産地/ハマダーン(ハマダン)

製作年代/1980年代(経年30〜50年)

サイズ/193x133㎝

パイル/ウール

縦糸/綿

織り密度/1㎝角に4×4=16ノット

計算上の総ノット数/410,704kn

※knとはknot(ノット=結び)の略

※品番/33236とのペア作品

手織り工程における所要製作時間/約411時間

(熟練工/1時間あたり織りスピード1,000knとして換算)

※410,704kn÷1,000kn=411時間

手織り工程ににおける制作日数:約51日

※411÷8=51.375(8時間労働/日として換算)

完成までの所要時間:推定約4ヶ月

※織り機の準備から洗い・仕上げまで、本作完成までに要したと思われる制作時間

①基準単価:¥250/1,000kn

​②百分率評価:300% 

単価評価:(①×​②)/1,000kn=¥750

 

販売価格:¥308,000

410,704kn×(¥750/1,000kn)=¥308,028

※411時間×(¥250/1,000kn)×300%=¥308,250

①基準単価とは

作品価値の根拠(質と価格の関係)となるものを明確して、ご提案させていただくために、制作原価の約70%を占めるといわれる…織り職人の労働単価を基準ベースとして、本サイトが独自に算出させていただいた1,000kn(ノット)あたりの…ペルシア絨毯標準的評価額

​②百分率評価とは、

ペルシア絨毯の標準的評価(①基準単価)と対象作品の現地評価、その差異を指数で表したもの。

単価評価

対象作品(絨毯)の1,000knあたりの評価額。

<詳しくはコチラから>

お問い合わせ窓口

この商品に関する、お問い合わせ窓口です。​お気軽にご相談ください。

ロゼット花文を核として菱形の辺に沿って、アカンサス様のサズ葉文が置かれたヘラーティー・バターンと呼ばれるユニットと、花文を中心に菱形の蔓草が取り囲み、その頂点にロゼット花文を置くミーナー・ハー二ーと呼ばれるユニットを組み合わせて反復させたような蓮花葉デザインの絨毯。イラン北西部最大の絨毯産地として名高いハマダーン、またはその近郊の絨毯工房で制作されたものとされている。

 

因みにヘラーティーとは、現アフガニスタンのヘラートにその起源をもつ文様であることから付けられた名称で、18〜19世紀にかけて、ペルシア絨毯の意匠として頻繁に用いられ、とくに英国などで人気を博したとされている。同様の意匠はタブリースやエスファハーン、ケルマーンなどでも用いられている。

 

ミーナー・ハー二ーはヘラーティーと同じく19世紀には見られ、テヘラーンに近いヴァラーミーンで織られる意匠としてよく知られているが、その起源についてはよくわかっていない。また、その語源もタブリーズのデザイナーであったミーナー・ハーンに由来するとも、アーイーネ・ハーネ(鏡の間)に由来するなどさまざまな説があって、これもよく解っていない。

 

サイズはペルシア語でドザールと呼ばれる3㎡小の部屋敷きサイズの絨毯で、織り密度は1㎝角に4×4=16ノット。ペルシア絨毯の一般的なクォリティー指標で示すと30ラジ相当でやや粗めだが、ハマダン産の絨毯としては、中位レベル上の絨毯に位置付けられる。ローカル産地らしい生硬で魅力的な文様表現と、アカンサスの青磁ブルーと地色のワインレッド…対比する色調をバランスよく纏めた色使いが、共に素晴らしく、この絨毯の大きな魅力となっている。制作年代は1980年代とされ、ヴィンテージ評価が加わって…通常より高値取引されている。オールドの雰囲気をもった古拙な味わいのある魅力的な絨毯である。

ハマダーン・連花葉文絨毯:193x133㎝

ペルシア語でドザルと呼ばれる中振りの絨毯で、2人掛け、3人掛けの

ソファー前の中敷などにご使用いただけます。

ハマダーン(ハマダン)絨毯について

数寄の絨毯33235/ハマダーン(ハマダン)連花葉文様絨毯

​商品解説

ルヴァンド山の麓1,800mの高地に開けたハマダーンは、ハマダーン州の州都であり、イラン屈指の商業都市として知られている。ペルシアで最も古い都市のひとつに数えられるこの街は、ペルシアとメソポタミアをつなぐ途上にあり、ここからケルマーンシャー、そしてバグダードへと続く「王の道」の拠点として発展を遂げ、紀元前6世紀のメディア王国や、それに続くアケメネス朝ペルシアの夏の都エクバタナとして、その栄華を極めたと言われている。

 

エクバタナとは、「集合の場所」を意味し、ヘロドトス(古代ギリシアの史家)は、その著作「歴史」の中で、メディア王国の都・エクバタナは、ハフト・ヒッサール(7つの城壁)と呼ばれる強固な城郭を有し、千もの部屋があるバビロンの塔にも匹敵する壮大なものであったと記述している。オリエント文明揺籃の地のひとつとして、様々な伝説に彩られてきたこの街は、また、西北ペルシア最大の絨毯産地としても知られており、この地方に数多く居住するクルド族の絨毯をはじめ、北はザンジャーン州から南はロレスターン州、東は中央(マキャズィー)州、西はケルマーンシャー州まで、広大な西北ペルシアに点在する、数百の町や村の絨毯の一大集散地ともなっている。

ハマダン織りで知られる…この地方の絨毯の特徴は、横糸1本のシングル・ウェフトの綿を地組織とした、トルコ結びの、やや長めのパイルにあるとされる。

織り密度は、500〜1,600kn/dm2(1㎝角に2.2×2.2〜4×4)。やや粗めの織りとなっているが、耐久性に優れており、価格的にもリーズナブルなことから、実用に適した絨毯として欧米では高い人気を博しているといわれる。カラーは古いものやアンティークでは、ラクダの毛あるいはラクダ色に染めたウールで織られていおり、近年のものは、赤、青、いろんな調子の濃茶、控えめの黒や白が文様や縁取りに用いられている。地組織は古いものやアンティークでは、たて糸、よこ糸ともにウールが用いられている。近年のものでは、例外的に、よこ糸にウールを用いたものあるが、通常はたて糸、よこ糸とも綿が用いられている。デザインは六角形、多角形、菱形などの様式化された幾何学文を主文様とした単純で素朴ものが中心となっている。また、この地では、あらゆるサイズのものが作られているが、その中心となっていのは小さなサイズやランナー・タイプの絨毯とされる。

なお、市場に出回るオールドやアンティークのハマダーン絨毯は、通常ランナーか、ギャラリー・カーペットで、たまに町の工房でつくられた大きな部屋サイズのものが見受けられるといわれる。いずれも、そう複雑でないデザインをもち、ウール地組織とラクダ色のフィールドがひとつの典型となっている。天然の染色が施されており、稀少品かつ価値ある収集対象品として高い人気があるとされている。

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