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ペルシア絨毯情報
PERSIAN CARPET
数寄の絨毯33159/ペルシア
トルクメン幾何メダリオン文様絨毯
約145x104㎝
¥60,400
後払いサービス対象品です。
商品登録情報
商品名/トルクメン・幾何メダリオン文様絨毯
品番/数寄の絨毯33159-21
生産地/イラン・東北部
製作年代/近作(経年0〜10年/未使用品)
サイズ/145x104㎝
パイル/ウール
縦糸/ウール
織り密度/1㎝角に5×4=20ノット
計算上の総ノット数/301,600kn
※knとはknot(ノット=結び)の略
手織り工程における所要製作時間/約302時間
(熟練工/織りスピード1時間あたり1,000knとして換算)
手織り工程における所要製作日数:約38日
302÷8=37.75(8時間労働/日として換算)
完成までの所要時間:推定約3ヶ月
※織り機の準備から洗い・仕上げまで、本作完成までに要したと思われる制作時間
単価評価: ¥200/1,000kn
販売価格:¥60,400
※301,600kn×(¥200/1,000kn)=¥60,320
③単価評価
対象作品(絨毯)の1,000knあたりの評価額。
商品解説
トルクメン族は、チュルク語のオズク群に属する部族民で、イラン北東部からトルクメニスタン、アフガニスタンにかけての中央アジアに居住し、その多くが半農半牧の生活を営んでいるとされる。
イランでは、カスピ海東岸からトルクメニスタンの国境にかけての地域に居住するゴクレン(ギョクレン)やヨムートなどのトルクメン族が絨毯づくりに携わっており、本作もその中の一点とされる。
ダブルニッチ構造の絨毯で、フィールド内中央に水の恵みを顕すとされる菱形のメダリオンが一基配置され、その中にアーリアの太陽、または日輪などと称される幾何文/吉祥のシンボルが描かれ、同じものが四隅コーナーにも配置されている。
この幾何文の源泉は、洋の東西を問わず吉祥・幸福のシンボルとされてきた…卍(まんじ)文にあるとされ、一説には、古代インド・アーリア(ヘルシア)のミラス(ミトラス)信仰に由来するともいわれている。
サイズはペルシア語でザロニーム呼ばれる154×104㎝の小振りの絨毯で、織り密度は2,00kn/dm2(1㎝角に5×4)、ペルシア絨毯の一般的なクォリティー指標で表記すると30RAJ相当で、部族民絨毯の中では、やや上質の絨毯に位置づけられる。
部族民絨毯に見られる織り斑と呼ばれる大きな歪みや色斑なども見受けられず、しっかりとした仕上がりとなっている。深みのある真朱赤と濃紺のカラーバランスも良い。
平米単価での取引慣行で、制作単価が低く評価されており、お買い得な絨毯となっている。

トルクメン・幾何文様絨毯:145x104㎝
ペルシア語でザロニームと呼ばれる1畳大サイズの絨毯で、2人掛け、3人掛けの
ソファー前の中敷などにご使用いただけます。
