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ペルシア絨毯情報

PERSIAN CARPET

床に敷く絨毯というより、壁を飾る装飾用のタペストリー絨毯として製作された絵画調のバルーチ絨毯。

 

サイズは小振りの1畳サイズ(166x93㎝)。縦糸、パイルともウールが用いられバルーチの伝統的技法に基づいて制作されたと見られるシングルウェフト織りの絨毯で、見かけ上の織り密度は4,200kn/dm2(1㎝角に6×7)。

 

実際上の織り密度は1,800/dm2(1㎝角に3×7)と換算される。織りは正確で、部族民絨毯特有の色斑や不整形な文様も見られず、しっかりとした仕上がりとなっている。

 

相当熟練した織り手によって制作されたものと推測される。

 

なお、ご提供いただいた商品情報によると…本作はイラン東北部ホラーサーン地方に居住するバルーチ族によって製織されたものとされているが…

 

西アフガニスタンのヘラート近くの村で製織されてきた…奇妙に抽象化された人物文や動物文を特徴とする「シンダンド」あるいは「アドラスカンド」(近隣の村名に由来)と呼ばれている絨毯があり、これとの類似性が認められ、本作もそうしたものの中の一点ではないか…との疑問も浮かぶ。

 

ただ、アフガニスタン国境沿いのホラーサーン地方には、難民となってイランに住み着いた織り子も多く、バルーチの絨毯について言及すれば…イラン製か、アフガン製か…区別しにくい状況となっている。

 

本作についても、ホラーサーン地方の一大集散地となっているマシュハドの絨毯バザールからテヘランを経て、日本へと運ばれてきたこと以外に確かなことは分かっていない。

数寄の絨毯33113/ペルシア

バルーチ四賢者絵画文様絨毯

約166x93㎝

​¥90,000(税別)→​¥80,000(税別)

今週のお買い得品

​本作は後払いサービス対象品です。

​商品登録情報

商品名/バルーチ・四賢者絵画文様絨毯

品番/数寄の絨毯33113-30

生産地/イラン・ホーラサン地方

製作年代/2000年代(経年15〜20年/未使用品)

サイズ/166x93㎝

パイル/ウール

縦糸/ウール

シングルウェフト

見掛け上の織り密度/1㎝角に6×7=42kn(ノット)

(見掛け上の総ノット648.396kn)

※knとはknot(ノット=結び)の略

手織り工程における所要製作時間:約360時間

(シングルウェフト:織りスピード1,800kn/時として換算)

※648.396kn÷1,800kn≒360時間

手織り工程における所要制作期間:約45日

360÷8=45日(8時間労働/日として換算)

 

単価評価:  ¥139/1,000kn

販売価格=¥90,000

648,396n×(¥139/1,000kn)≒¥90,127

評価方法について

<詳しくはコチラから>

バルーチ・四賢者絵画文様絨毯

約166x93㎝

ペルシア語でザロニームと呼ばれる1畳小サイズの絨毯で、2人掛け、3人掛けの

ソファー前の中敷などにご使用いただけます。

​商品解説

33113バルーチ/四賢者絵画文様絨毯

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バルーチ絨毯について

ダリー語でバローチ、ペルシア語でバルーチあるいはバルーチュ。バルーチ族はイラン南東のバルーチェスターン地方や、ホラーサーン地方、そしてアフガニスタンの北西部、パキスタンの西部に居住する。

 

いずれも各国の僻地である。多くのバルーチ族は、キリムなどの平織りが中心で、パイル織り絨毯の伝統を持っていなかったとされる。

 

彼らが絨毯を織り始めたのは、19世紀後半に入ってからのこと。バルーチ族の一部がトルクメンの手織り技術を学んで織り始めたのが、そのはじまりとされている。バルーチの絨毯とトルクメンの絨毯が密接な関係にあるのは、このことに由来しているともいわれている。

イランでは主にホラーサーン地方、マシュハド周辺地区の村、トルバテ・ジャムやトルバト・ヘイダリイェ、フヴァフなどで織られており、マシュハド・バルーチやゴルダニーの名で市場に流通している。

 

この他、バルーチ族の一支族ティムーリーの名を冠した良品の絨毯や、やや品質が劣るとされるザーボル(アフガニスタン国境沿いに位置するアィースターン・バルーチェスターン州の都市)の絨毯やアラブ系バルーチ族の絨毯などが知られているが、その数はいずれも僅かである。

 

ちなみにアフガニスンタンのバルーチが手織る絨毯はヘラート・バローチと呼ばれ、今日、市場で目にするバルーチの絨毯の大半は、このヘラート・バローチかマシュハド・バルーチ、そのいずれかとなっている。​

サイズは、ヘラート・バローチには大きなサイズの絨毯も見られるが、マシュハド・バルーチは、小さなサイズの絨毯が中心で、本作のように、少し細長いプロポーションをもつことが多い。

 

カラーは、濃いブルー、錆がかった赤、濃い茶、黒(ヒツジの黒い毛、またはインジゴの濃いもの)などが中心で、その他に、黄、オレンジ、グリーンなどが部分的に用いられ、また、ポイント・カラーとして、白い無染色の羊糸が使用されるケースも多く見られる。デザインは、トルクメン・デザインのバルーチ版と呼ばれる反復柄デザインのものが大半を占めるが、トルクメン以外のイランやトルコ系部族民に由来すると見られるデザインの絨毯も一部見受けられる。​

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