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空飛ぶ絨毯に秘められた歴史-19

職人はより大きな絨毯を織り始めたが、より多くの人を乗せると早さが緩慢となり、高度を稼げなくなった。しかし、ひとつの逸話があり、地上の多くの人たちに目撃されたのだが、サマルカンドからイスファハーンへとターバンを巻いた男たちの一団が、つむじ風の速さで飛び過ぎたということである。このことは17世紀につくられた他の珍しい文献の模写の中で確証されたのだが、一人の目撃者が言明しているのは、「我々は空に回転する円盤を見た。それは我々の村(ニーシャープール)の上を飛び越え、火と硫黄の尾を引いて」また他の者は「ジンの群れが我々隊商の上をホルムズ海峡の方へ向かって」と語っている。(原本である13世紀の文献は残されていない)


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空飛ぶ絨毯に秘められた歴史-23

たった1枚を除いて、すべてを。ベン・シェリーラは書いている。死の床に伏せた偉大なカーンは、死後の天国への旅のために、最も美しい1枚を彼と共に埋葬するよう命じた、と。それで、彼の将軍たちはモンゴルの秘密の山の襞に安らげるため彼を横たえたとき、天国への乗り物を彼のそばに残した。血のように赤い絨毯で、ボーダーは火炎のような黄色、中央に黒いバラが置かれていたという。 初版/Australian liter

空飛ぶ絨毯に秘められた歴史-22

物語はほぼここらで終結する。1226年、ジンギス・カーンは中央アジアの都市のほとんどを蹂躙した。住民は虐殺され、財宝は略奪された。ヘラート、バルフ、ブハーラーの外部には頭蓋骨の塔が築かれ、あまりにも広大な辺境の地に死臭が漂い、職人たちの頭蓋骨もその中に含まれていた。戦利品の中に、モンゴル人は空飛ぶ絨毯も見出した。一人の囚人がこれらの仕掛けが大草原の馬よりも俊敏であると語った(もしそうであってもモン

空飛ぶ絨毯に秘められた歴史-21

彼は腰巻を身に付け、眼は輝く緑であった。鷲が彼の横を飛び交い、彼は狂ったように笑っていた。女性たちはこの突然現れた自分たちに頭を向けた男を見た。そして彼が腰巻を取り外し驚愕する顔面に放尿し始めると、恐怖のあまり凍り付いてしまった。 この男はサマルカンドの宮廷付き数学者キャリーム・ベグ・イスファハーニーであった。グルジアの女性に裏切られ、醗酵した葡萄のゴブレットを飲み干し、発狂したのである。この出来

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