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空飛ぶ絨毯に秘められた歴史-18

トゥーラーン軍の将校たちは恐れ戦き、王子は彼らの寡頭政治にとって脅威となると感じ、父王の合意を得て、彼を盲目にした。王子の妻は身重で病気療養中の義父ともども王国から追放された。この頃、アッバース朝は、ハールーン・アッラッシードの時代と同等の権力はもはや行使するべくもなかった。多くの地方の王や王子が、自分たちで事を運ぶようになっていたからだ。帝国の支配力が弱まったので、空飛ぶ絨毯の礼賛は最盛期を迎えた。若い反体制派や政治的亡命者、世捨て人、懐疑論者たちは脱出のために空中へ飛翔した。商人も空飛ぶ絨毯の長所に目を向け始めた。空飛ぶ絨毯はラクダりもより早い輸送手段であるばかりではなく、盗賊が自ら空飛ぶ絨毯に搭乗しない限り、空飛ぶ隊商を待ち伏せされることもなく安全であったからだ。


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空飛ぶ絨毯に秘められた歴史-23

たった1枚を除いて、すべてを。ベン・シェリーラは書いている。死の床に伏せた偉大なカーンは、死後の天国への旅のために、最も美しい1枚を彼と共に埋葬するよう命じた、と。それで、彼の将軍たちはモンゴルの秘密の山の襞に安らげるため彼を横たえたとき、天国への乗り物を彼のそばに残した。血のように赤い絨毯で、ボーダーは火炎のような黄色、中央に黒いバラが置かれていたという。 初版/Australian liter

空飛ぶ絨毯に秘められた歴史-22

物語はほぼここらで終結する。1226年、ジンギス・カーンは中央アジアの都市のほとんどを蹂躙した。住民は虐殺され、財宝は略奪された。ヘラート、バルフ、ブハーラーの外部には頭蓋骨の塔が築かれ、あまりにも広大な辺境の地に死臭が漂い、職人たちの頭蓋骨もその中に含まれていた。戦利品の中に、モンゴル人は空飛ぶ絨毯も見出した。一人の囚人がこれらの仕掛けが大草原の馬よりも俊敏であると語った(もしそうであってもモン

空飛ぶ絨毯に秘められた歴史-21

彼は腰巻を身に付け、眼は輝く緑であった。鷲が彼の横を飛び交い、彼は狂ったように笑っていた。女性たちはこの突然現れた自分たちに頭を向けた男を見た。そして彼が腰巻を取り外し驚愕する顔面に放尿し始めると、恐怖のあまり凍り付いてしまった。 この男はサマルカンドの宮廷付き数学者キャリーム・ベグ・イスファハーニーであった。グルジアの女性に裏切られ、醗酵した葡萄のゴブレットを飲み干し、発狂したのである。この出来

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