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ペルシア絨毯情報

PERSIAN CARPET

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数寄の絨毯33164/ペルシア

バルーチ幾何メダリオン文様絨毯

約154x95㎝

​¥58,500(税別)

​本作は後払いサービス対象品です。

​商品登録情報

商品名/バルーチ・幾何メダリオン文様絨毯

品番/数寄の絨毯33164-24

生産地/イラン・ホーラサン地方

製作年代/近作(経年0〜10年/未使用品)

サイズ/154x95㎝

パイル/ウール

縦糸/ウール

織り密度/1㎝角に4×4=16ノット

計算上の総ノット数234,080kn

※knとはknot(ノット=結び)の略

手織り工程における所要製作時間:約234時間

234,080kn÷1,000kn=234時間

(熟練工/織りスピード1時間あたり1,000knとして換算)

手織り工程における所要制作時間:29日

234÷8=29.25(8時間労働/日として換算)

単価評価: 250/1,000kn

販売価格:¥58,500

※234,080kn×(¥250/1000kn)=¥58,520

単価評価/ 対象作品の1,000knあたりの評価額。

<詳しくはコチラから>

バルーチ・メダリオン幾何文様絨毯:154x95㎝

ペルシア語でザロニームと呼ばれる1畳小サイズの絨毯で、2人掛け、3人掛けの

ソファー前の中敷などにご使用いただけます。

​商品解説

33164バルーチ・メダリオン文絨毯

菱形メダリオンの中に、様式化された花瓶文とその左右に孔雀と見られる鳥が配されたバルーチの絨毯。

 

鳥は吉兆を顕す動物とされ、花瓶文は生命の源となる水を象徴するものとされる。

 

水は、乾燥した大地に居住するイランの人々にとって特別な意味をもち、水を象徴する…この花瓶文のようなモティーフは古代の水の女神アナーヒター信仰とも密接に結びついているとされる。

 

ボーダーには、走る犬と呼ばれたり、ギリシア鍵と呼ばれたりする魔除けの走獣文、渦巻き文が展開されている。小宇宙、楽園をイメージさせる面白い図柄の絨毯である。

 

サイズは154x95㎝。織り密度は1㎝角に16ノット。ペルシア絨毯の一般的クオリティー指標であらわすと25〜30RAJ 相当で、やや粗めだがバルーチ絨毯の中では中位上レベルの絨毯に位置付けされる。

 

濃紺とワインレッドを基調とした色調のバランスもよく、織りも正確で文様も際立っている。フリーハンドではなく、デザイン画に基づいて、熟練した織り手が手織ったものと見受けられる。

 

しっかりとした仕上がりで、手にとって見た感じでも織りの粗さは感じられない。

バルーチ絨毯について

多くのバルーチ族は、キリムなどの平織りが中心で、パイル織り絨毯の伝統を持っていなかったとされる。

 

彼らが絨毯を織り始めたのは、19世紀後半に入ってからのこと。バルーチ族の一部が、トルクメンの手織り技術を学んで織り始めたのが、そのはじまりとされている。

バルーチの絨毯とトルクメンの絨毯が、密接な関係にあるのは、このことに由来しているともいわれている。

イランでは主にホラーサーン地方、マシュハド周辺地区の村、トルバテ・ジャムやトルバト・ヘイダリイェ、フヴァフなどで織られており、マシュハド・バルーチやゴルダニーの名で市場に流通している。

 

この他、バルーチ族の一支族ティムーリーの名を冠した良品の絨毯や、やや品質が劣るとされるザーボル(アフガニスタン国境沿いに位置するアィースターン・バルーチェスターン州の都市)の絨毯やアラブ系バルーチ族の絨毯などが知られているが、その数はいずれも僅かである。

 

ちなみに、アフガニスンタンのバルーチが手織る絨毯はヘラート・バローチと呼ばれ、今日、市場で目にするバルーチの絨毯の大半は、このヘラート・バローチかマシュハド・バルーチ、そのいずれかとなっている。​

サイズは、ヘラート・バローチには大きなサイズの絨毯も見られるが、マシュハド・バルーチは、小さなサイズの絨毯が中心で、本作のような一畳サイズのものや、細長いランナータイプの絨毯が数多く製作されている。

 

カラーは、濃いブルー、錆がかった赤、濃い茶、黒(ヒツジの黒い毛、またはインジゴの濃いもの)などが中心で、その他に、黄、オレンジ、グリーンなどが部分的に用いられ、また、ポイント・カラーとして、白い無染色の羊糸が使用されるケースも多く見られる。

 

デザインは、トルクメン・デザインのバルーチ版と呼ばれる、反復柄デザインのものが大半を占めるが、トルクメン以外のイランやトルコ系部族民に由来すると見られるデザインの絨毯も一部見受けられる。

 

このため、バルーチ族の絨毯が、他の部族民の絨毯と間違われて取り扱われたり、その逆に、他の部族民の絨毯が、バルーチ絨毯として販売されているケースも見受けられる。

地組織は、本作のように縦糸、緯糸ともに羊か山羊の毛で、ラクダの毛もたまに見掛ける。織りはペルシア結びがほとんどで、一部にトルコ結びも見受けられるが、その多くは、バルーチ以外のトルコ系部民族の織ったものといわれる。

織り密度は1,000〜3,000kn/dm2(1㎝角に3×3〜5.4×5.4)の範囲で、ペルシア絨毯の一般的なクォリティー指標で表記すると、22〜38(20 〜40)RAJ相当の絨毯となる。ちなみに、本作の織り密度は、1.600kn/dm2(1㎝角に4×4)、RAJ指標で表記すると、30RAJ相当の絨毯となり、バルーチの絨毯としては、中位上のクォリティー絨毯となる。

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